担当商材に関する
4つの業務を並行して行う
胡麻に関する①国内直送②輸入③輸出④三国間業務を行っています。①国内直送業務では、客先からのオーダーに対して発注書を発行、請求書の送付等を行っています。②輸入業務では、契約ごとのサンプルを検査機関に送付、合格になるとサプライヤーに船積み指示を行い、船積み書類の確認を行います。日本に到着後、再び検査機関で検査を行い、合格になるとお客様へ受け渡し手配を行っています。③輸出業務では、お客様からのオーダーが入ると船積みの時期を倉庫と確認し船便を予約、検査の手配や輸出書類の作成を行います。④三国間業務では書類の受け渡しを間に入って行うことが基本のため、輸出者から受け取った書類を確認、送付等間に入って行う業務が多いです。
付加価値を提供する豊通食料の魅力
元々食品関係に携われる仕事を求めて就職活動を行っていました。様々な業種を受けましたが、その中で豊通食料を選んだのは商社として原料調達だけでなく、付加価値を提供するというモットーに魅力を感じたからです。コロナ渦を経験し、中食(※)の需要や自宅に時間が増えたことで健康志向の重要性も実感しました。そうした時代の変化に即してニーズに対応し、これからさらに変化していく会社に携わってみたいと思いました。また、職種の点ではアルバイトで事務を経験していたこともあり、一般職を希望していました。自身のサポートによって物事が上手く進んだり、見えないところで役に立つ喜びを実感したいという思いや貿易事務で幅広く学びを得たいと思い、豊通食料を希望しました。
(※)中食:家庭外で調理された食品を購入して持ち帰る、あるいは配達等によって家庭内で食べる食事の形態。
行動力と責任が問われる輸出業務
私が担当している胡麻は、多岐に渡る商流を経験できることが醍醐味です。特に日本で取り扱われている原料胡麻の大半は輸入が占める中で、様々な産地を知ることができたり、契約してから国内のお客様へ荷渡しできるようになるまで様々な過程をクリアしていることなど携わって初めて知れることが沢山あります。そして自分が携わることで、担当する商材の見方が今までと大きく変わりました。また、仕事している中で印象に残っていることは”輸出”の業務です。メインの輸入業務は輸入するために必要な書類などはサプライヤーが作成してくれるため比較的受け身の状態ですが、輸出ではそれが真逆となり、自分が動かなければお客様はモノを輸入することができなくなってしまいます。お客様の元へ貨物が到着するまでのスケジュールを逆算しながら業務を進めなければならないため、責任感がより一層増します。ですが、スムーズに最後までやり遂げることができた時はその分達成感も味わうことができました。
担当商材での経験を、次の商材に生かしていく
今担当している胡麻は様々な商流を経験することができる商材なので、その経験を生かして他商材にも生かしていきたいのが今の大きな目標です。ですが、まだ2年目の中、1年目でできた基礎の土台を応用できるようになることが課題であると感じているので、基礎ができ、見えてくることに対して自分にできることを率先して行動し、一般職として営業の方をサポートすることを全うしていきたいです。最終的には”縁の下の力持ち”と思っていただける存在になりたいと思っています。